下野市の文化財

  • 渡来銭及び常滑壺
    とらいせんおよびとこなめつぼ
  • 文化財の種類
  • 考古・歴史資料
  • 文化財指定団体
  • 文化財が造られた時代
  • 鎌倉・室町・安土桃山時代
  • 概要
  •  この渡来銭は、天平の丘公園整備工事中に発見されたものです。出土した渡来銭は合計12,441枚で、唐の開元通宝(初鋳621年)から明の宣徳通宝(初鋳1426年)までの59種類で、中国の北宋・南宋時代のものが約77%を占めています。埋められた年代は、宣徳通宝の初鋳年から考えて、遅くとも15世紀前半の室町時代中期と考えられます。この渡来銭が入っていた壺は、器高41cmの常滑焼(愛知県知多半島)で、中世の六古窯のひとつとして有名です。この壺の生産年代は15世紀前半から半ばと推定されます。

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渡来銭及び常滑壺のクチコミ情報

9件のクチコミがあります。

  • ともぞう/40代/女性/佐野

    合計12,441枚が常滑焼の壷に入って土中より発見されたものです。備蓄渡来銭とよばれるもので、歴代中国銭など合計59種類が出土。このほか小金井地内より渡来銭16,655枚が発見されているそうです。オアシスポッポ館内に展示。駐車場完備。その他、市内地図などがいただけます。

  • さくら/40代/女性/宇都宮

    オアシスポッポ館に展示されています。平成2年に天平の丘公園の造成中に国見山古墳から出土した渡来銭で、大きな常滑壺に入っていたそうです。いったい誰が埋めたんだろう…。

  • ノア/40代/女性/宇都宮

    天平の丘公園の整備の際に出土された物で、高さ41cmの常滑焼の壺の中に59種類もの貨幣が入っていたそうです。1万枚以上あったそうですが、現在のお金に換算するといくらくらいなのでしょう?それにしても、栃木県から遠く離れた土地の焼物や外貨が、しかも壺に入ったまま見つかるなんて…(へそくり?)色々考えてしまいます!小金井駅のオアシスポッポ館には、これ以外にも様々な出土品や資料の展示、パンフレットもあり、観光案内もしていただけます。

  • ぴかりん/40代/日光

    オアシスポッポ館を見学しました。車で行きましたが、駐車場もありました。展示物は常滑焼の壺に渡来銭が入ったまま、土の中に埋まっていたそうです。12441枚の渡来銭は歴代の中国銭など、59種類が入っていたとは驚きました。銭を調べると1426年以降に埋没したとのこと。渡来銭を間近で見られて良かったです。

  • まめっち/40代/女性/市貝

    オアシスポッポの南側に広い無料駐車場があるので、気軽に立ち寄ることが出来ました。施設内に、輪切り包丁と手かんなが一緒にガラスケースの中に飾ってありました。静かな空間で、昔にタイムスリップしたような展示品も見られます。

  • はる/40代/女性/宇都宮

    渡来銭といえば外国のお金で、せいぜい港で使われるものだろうになんでこんな内陸部に?と思ったら当時は国内で普通に使われていたのですね!知りませんでした。

  • しゃぼんだま/40代/女性/大田原

    天平の丘公園の整備工事中に土中より発見されたのだそうです。常滑焼の壺に中国などの渡来銭が合計12,441枚も入っていたんですって。びっくりですね。当時はこうした渡来銭が通貨だったのかなぁ。

  • ななっち/50代/女性/小山

    下野市の天平の丘公園の中にある平成の丘を造成中に発掘されたそうです。明からの渡来銭で、1400年代のものと。日本に通貨が流通するまでの間、このような渡来銭が日本の通貨だったのでしょうか。下野のこの地で、明からの貨幣とそれが入っていた壷は、愛知・常滑のもの。この2つを見ても、国内で盛んに流通があったのだろうと思います。

  • みおみお/30代/女性/宇都宮

    常滑の壺に入って土の中より見つかった渡来銭で、歴代の中国銭など59種類、12,441枚もあったそうです。種類も多く、枚数も大量ですよね。一番年代の新しい渡来銭は1400年代のものだったとか。何のために壺にいれて埋められていたのか!とても気になりました。

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