下野市の文化財

  • 丸塚古墳
    まるづかこふん
  • 文化財の種類
  • 史跡
  • 文化財指定団体
  • 文化財が造られた時代
  • 古墳時代
  • 文化財の所在
  • 下野市国分寺1404-4
  • 概要
  •  丸塚古墳は、二段に築成された円墳で、墳丘第一段目に幅約11mの平坦面(基壇)をもちます。古墳の規模は墳丘第一段目である基壇の直径が65m、墳丘二段目の直径が42m、第一段目からの高さが約6.5mです。また。周溝を含めた直径は92mとなります。

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文化財の詳細情報

石室入口

▲石室入口

埋葬施設は、南に開口する横穴式石室で、玄室は凝灰岩の一枚切石による精巧な「切り組み」の技法により造られています。石室の大きさは、長さが2.24m、幅1.64m、高さ2.10mです。これまで、玄室のみの単室構造とされてきましたが、平成18年の発掘調査で玄室の前に河原石積の痕跡が確認され、複室構造であった可能性が考えられます。
この古墳は、埴輪を伴わない大型の円墳であることから7世紀の前半に築造されたと考えられます。

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